お嬢様の悩み







「人がどれだけ心配したと思ってるの!」

「胡桃、ごめんなさい…」

「もうそれくらいにしたれ、胡桃」

「ちょっと力弥!何甘いこと言ってるのよ」

「華音ちゃんも疲れとるやろ?」



別荘に無事に着いた瞬間。


あたしはビッシリ胡桃に怒られた。


力弥君が間に入ってくれたから短くすんだものの。


今回は胡桃にも皆にも悪い事しちゃったな…。


ガクッとした気持ちで部屋に戻った。



「翔太にもう一回お礼言わなきゃ」



そう呟いて携帯を開いた。