「悪かったな……美姫」 リオはそう言うとあたしの傷口を見た。 きっと傷つけちゃったことに謝っているんだ。 「いいよ…別に。…痛かったけど、リオがあたしを殺さなかったからよかった」 ニカッと笑うあたしの頭をクシャッと撫でると 「ばーか。お前みたいなアホ殺すかよ」 と困った顔で笑った。 しかしその顔は真剣な顔に戻りあたしの後ろに視線を向けた。