「ゲームをしようじゃないか」 俺と美姫の会話を見計らって奴が説明し始めた。 「美姫をかけたゲームだ。もし俺が勝ったら美姫は俺に取り込まれる…でリオ君が勝ったら美姫を開放してやろうじゃないか」 奴は美姫と俺の表情を楽しむかのように交互に見た。 「要は…俺が勝てば美姫は助かるんだな?」 「うん。勝てば…ね。勝敗はどちらかが死ぬまで……。」 なるほど。 まじで、どこまでもせこい野郎だぜ。 美姫が不安そうに見ている中 戦いは始まった。