彼は体に着い砂埃を払いながら立ち上がった。 「僕は美姫に恨みがあるんだよ」 「あたし…に?」 その声が恐ろしく低くあたしは思わず身震いをした。 そんなあたしに気づいたのかリオはあたしの手引っ張り自分の背中に隠した。 「恨みがあんなら、んな回りくどいことしねぇでさっさと済ませりゃいいだろ」 リオが威嚇するように吠える。 「ふふふ…それじゃあダメなんだよ」 「んだと?」