「ありがとうリオ…じゃあね」 あたしはポケットから瓶を取り出してふたを…開けた。 「おい!美姫!………み…き…」 バタン リオの手はスッと離れバタンと地面に倒れた。 ━━━━━━━━ 指令。 美姫の一番大切な人がきっとそこに来る。 ここで君にしてほしいことは次のうちのどちらかだよ。 ①その人を殺す ②その人の美姫に関する記憶を消す ━━━━━━━━ 次会う時は……他人同士だよ…リオ。 あたしはグシャっと紙を握りつぶした。