「……も、もうー」 「可愛い事するのな」 蓮也は私の頭をぽんぽん叩きながら笑みを浮かべる か、可愛くなんてないよ 恥ずかしいだけだよ… 自然と頬が真っ赤に染まり熱を持ち始める中、赤い頬を見られぬ様に蓮也に背を向ける 「そ、それよりご飯食べる?あ、コーヒーだけが良いかな?」 「お前が良い」 「わかっ……――え?」 蓮也は背後から私を抱き締めると首筋へ顔を埋め、啄む様に幾度も口付ける。