「…は、初めまして私は…――」 「大丈夫、固っ苦しい挨拶はいらないわよ。蓮也から聞いてるから。それより里桜さん、想像以上に別嬪さんねぇ」 「い、いえ…そんな…」 「とっても綺麗だわ。蓮也が結婚したがるのも無理ないわね」 お袋のテンションに着いて行けてない里桜がまた可愛いんだが 緊張してるんだろうな 突然過ぎるしな 「そんな事より、飯どうする」 「あ、それならまた別の日でいい?今日はこれからお父さんとデートなのよ」 「は?」 何がデートだ訳わからねぇ。