しょうがないから? しょうがないから結婚しよう? しょうがないからって…… そんなプロポーズがあるかー! 「うん、そうしよう。転勤になったら、結婚しよう。しょうがないもんな」 名案とばかりに満足そうな顔をするサトシと対照的に、私はがくりと肩を落とす。 「転勤になったら結婚って……じゃあ、もし転勤にならなかったら、どうするつもりなの」 「転勤にならなかったら? その場合は、今までどおりってことで」 「あっそう……」