24時間プロデュース【完】





「やっと此方向いてくれたね」


「…別に、架の為じゃ無いもん」


「そうだね」


くすくす笑う架に頬の熱が篭っていく。



「ちょっと、今あたしの事ツンデレだとか
思ったりして無いよね!?」


「あれ、良く分かったね。
ツンデレ全開だったよ」


だ か ら !


「違うって!」


訂正を要求するも、架はそれを流して取り合ってくれない。


「はいはい、ツンデレのいちるも可愛いよ」


「…変態!」


せめてものの仕返しにと変態扱いしてやると。


「いちる」


架は急に妖艶な顔になって、あたしの腕を引っ張り立たせた。


そしてあろうことか、耳元で信じられない事を囁く。