「本当に良いから。

こう言うのも、たまには楽しいよ?」


曇り無い笑顔を向けるから。


「それもそうだね」


あたしも納得して、そのままになった。



「一日しか無いけどさ」


「んー?」


「こうして綺麗な夜空も見れたし、

いちるは面白いし、良い思い出が作れそうだよ」


「ふはっ、何それ。
あたしそんなに面白いかな?」


架の感想に可笑しくなって笑みが零れる。