「や、ちょっと疲れた」 「芸能人様は体力無いなー」 くすくす笑って、一緒にしゃがみ込む。 「コンビニ見付からないけど、いちるお腹空いてる?」 「え、あたしは大丈夫」 友達と夜御飯一緒に食べたし。 「架は?」 「俺も大丈夫」 「そっか。 なら今日はもう此処から動かないでいようか」 「だな、駅から遠く離れると明日が辛いし。 …ってかもう今日だけどさ」 架の言葉に、鞄の中に入れていた携帯を取り出す。 ディスプレイに映る時刻は1時前。 日付が変わってからもう1時間経過していた。