「変わってないね」 不意に声がして、 「分かってるわよ!」 また誰かに外見の事を言われたのだと思い 投げやりに言葉を返したあたしは。 鞄から顔を上げて愕然とした。 改札から続く階段からホームへと ゆっくり歩き降りて来たのは。 「久し振り」 …彼だったのだから。