架はあたしが両親に愛される未来を信じてくれた。 未だに信じ切れない、あたしの未来を。 だからあたしは架の病気が治る未来を信じる。 手術が成功する未来、架が生きる未来。 そして架がまた役者として舞台に立つ未来を誰よりも、きっと願ってるよ。 ――もう会う事は無くても。 あたし達の間に確かな約束は無かった。 関係性に名前すら付けられない程の、そんな間柄だった。 でも確かにあたし達は似ていたね。 似ている様で似ていない様で。 背伸びをする辛さを気付いて貰えて、気付いてあげられた。