24時間プロデュース【完】





あたしは“彼女”では無いけれど。


でも貰ったよ、沢山の“贈り物”を。


勇気も素直さも強さも全部全部貴方からの贈り物。


ドラマの中の“彼女”は最後まで彼に貰いっぱなしだったけれど。


あたしは返したいと思ったの。

同じ分だけ返せるなんて思って無い。


でも、大切だから。

大切な人だから今度はあたしが勇気を花束に込めて渡そうって。

そう思ったの。



「…俺は、“あいつ”と同じみたいに出来無かった。
“あいつ”は一度も弱音を吐いたりしなかったのに」


「良いんだよ、そんなの」


だってあれは…

あの主人公は架であって、架じゃ無い。



「役になりきるのも大切だけど

自分を見失っちゃいけないと思う。

架は架なんだし」