あたしは“彼女”では無いけれど。
でも貰ったよ、沢山の“贈り物”を。
勇気も素直さも強さも全部全部貴方からの贈り物。
ドラマの中の“彼女”は最後まで彼に貰いっぱなしだったけれど。
あたしは返したいと思ったの。
同じ分だけ返せるなんて思って無い。
でも、大切だから。
大切な人だから今度はあたしが勇気を花束に込めて渡そうって。
そう思ったの。
「…俺は、“あいつ”と同じみたいに出来無かった。
“あいつ”は一度も弱音を吐いたりしなかったのに」
「良いんだよ、そんなの」
だってあれは…
あの主人公は架であって、架じゃ無い。
「役になりきるのも大切だけど
自分を見失っちゃいけないと思う。
架は架なんだし」


