24時間プロデュース【完】





「もう長い事“それだけ”が無いからかな。

諦めちゃったのかも知れない」


“これで良いや”って自分に言い聞かせて。

でも本当はこれで良い訳無くて。

でもこれがあたしの家族の当たり前であるなら、寂しいなんて思っちゃいけない気がして。


頑張って、笑顔で話し掛け続けて
いつか“興味無い”が“鬱陶しい”に変わる事が怖かったの。


だってその日は近いかも知れない。
明日かも知れない、明後日かも知れない。

だってもう何年もお母さんやお父さんから話し掛けて貰って無いんだよ。


その日が来る位なら、自分も話し掛け無い様にしなきゃって。

保守的な考えになってしまった。


自分が積極的に話し掛けなければ鬱陶しがられる事も無いし
嫌われる事も無いって、そう考えた。