「分かった」
架の口元が動いて、あたしは立ち上がり架の隣へと移動した。
鞄の中から携帯を取り出す。
「どのコンテンツを見たいの?」
「携帯のEメールとCメールの受信履歴。
電話の発信履歴と着信履歴だけ見せてくれれば良いよ」
「…分かった」
まずは通話履歴を見せるべく架にディスプレイが見える様にして
下へとスクロールしていく。
「次、メールの方ね」
一周して一番最初の履歴に戻ってくると
今度はメールボックスの方へ操作を移行した。
Cメールを見せた後、Eメールの受信履歴を見せる。
何せ500件もの履歴が残っているのだ。
スクロールするのも少し時間が掛かる。
「これが最後だよ」


