それから幾つものアトラクションを乗ったあたし達はすっかり満足しきって退園ゲートへの道を歩いていた。
「ちょっと疲れたね」
「もう歳かな」
「架おじーちゃん」
「誰がおじーちゃんだよ!ツッ込めよ。
俺達まだ高三だっつの」
「ああそう言えば…」
「そんな近くではしゃぎ回る小さい子見て哀愁に浸らないでくれますか、いちるちゃん」
燦々と光が差し込むアスファルトの上を
カラフルな風船を持って走り回る子供達。
よくまぁ、あんなに体力あるなぁって思う。
きっと遊園地に連れて来られた事が嬉しくて仕方無いんだろう。
…良いなぁ。
なんて可笑しいか。
自分も今、遊園地に居るのに。


