騙されないんだからね! キッと目付きを尖らせて、他人に近寄らない猫の様に警戒心を剥き出しにする。 「大体、プロデュースとか何とか言ってた意味もよく分かんないし…」 「…! それは、」 その言葉に男が反応を示し何か言い掛けた時だった。 「がはっ、ごほっごほっ」 目の前の男は突然噎せ出した。 え、ちょっと、何。 「どうしたんですか!?」 胸を押さえて、その場に踞る男。 肩は大きく揺れていた。