24時間プロデュース【完】





「ま、また口から出任せ言ってるんじゃ無いでしょうね!?」



――分かってる、架は冗談を言うけど

相手を傷付ける嘘は言わないって事。


だから、墓穴を掘ったのはあたしの方。


ミイラ取りがミイラになっちゃったんだ。



口から出任せなんかじゃ無いって分かったら
敗北者はあたしで決まり。



「いっぱいからかって、ごめん。

いちるの拗ねた顔が可愛くて。
ついつい見たくなっちゃって何度もからかっちゃいました」



ふわっ、と明るい日だまりの様に屈託無い笑顔を見せられて。



「~っ」



ほら、やっぱり赤くなるのはあたしの方。


ぱちぱちと瞬きしたら、架はまた意地の悪い顔に戻ってる。



そう思ったのに。