それは凄く嬉しかったし、
“似合ってる”
“可愛い”
そう言われる度に心が軽くなって、
そのワンピースは次からも着れる様な気がした。
嬉しかった。
架は嫌味な嘘を付く人じゃ無いし
適当な事を言ったりしない…
そう頭では理解しているのに、
“似合わねぇ”
脳内再生されるのは嫌な記憶。
「…どうしよう」
ワンピースを手にしたまま、その場にぺたんと座り込んでしまった。
架ならきっとこれもまた“似合ってる”って言ってくれるよ。
そう思ってるのに。
何かが引っ掛かってあたしの動作を制御している。
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