「……。」 「……。」 堕落した考えを人に話したのは初めてだったから。 この状況をどう打破したら良いのか分からない。 取り敢えず、架は押し黙って、じっとあたしを見つめた。 「っ」 視線が重なり合う。 架の目に自身が反射して映し出されたのが店内のライトで分かって 思わず目を逸らした。 「我、我が儘なんて事はあたしが一番良く知ってるから」 指摘される前に難点を口にすると。