「“ひゃあ”だって、可愛い」 「も、もう! からかわないでよ…」 口付けられた耳を押さえて、じっと睨み付けると。 「…やば」 架はそう言って、あたしの目を手で塞いだ。 「ち、ちょっと何するの!?」 目を塞がれた事で急に視界が暗くなった あたしは慌てて架の手へと自らの手を伸ばす。 「“やば”って何が? 何がやばいの!?」 何か気になる事でもあったんだろうか。 それならあたしにも分かる様に教えて欲しい。 「架!?」 両目を塞ぐ架の手に、手を添えると 架はやっと解放してくれた。