「あの…、どうかしました?」 彼女の声でふっと我に帰る。 声もフワフワ。 こいつ何なんだ? 「いや…。」 「えっと、何かお礼させてもらえませんか?」 お礼、お礼ねぇ…。 「俺は高橋大翔。 今アド教えるからまたメールしてよ。」 「あ、はい! えっと、私は佐々木柚月です!じゃあメールします!」 大翔は柚月にアドレスを送るとどこかへ消えていった。