「沙和、土曜の13時、○×の時計の下で待ってて」 「え、それって…」 「ん。デート//」 「っ//楽しみに、してる」 部活で疲れた後、私と会ってくれるんだ…! ねぇ、颯太。 あなたの心の中は、亜弥ちゃんしかいなかったよね。 今、あなたの心の中に… 私は、いますか? ほんの少しで、いい。 ほんの少しでいいから、想って。 こんな小さな願いすら、叶わないんだ。