甘い秘密をそっと教えて?





「なんやの、ヒカリ、
気持ち悪い」


「つくづく変わった奴やと思ってたけど今日は特に変」

アヤメとアズサのそんな言葉にもやけに寛大になれる。

次の授業の移動中、
3人、並んで廊下を歩く。


「いよいよ、
アタシもオトナの階段をのぼることになりました!」

そう言ってふふんと鼻で笑う。


「え!マジで?」


「そりゃめでたい、
めでたい」


ふたりは変に面白がる。

どうにも喜んでくれてるって感じじゃない。

変なことでも起きるんじゃないの?
ってそんな目でアタシを見る。