「それと…、 最後のメールが今日、京都駅に来ないとヒカリをもらうからって。 それから久我から東京へ帰る前にヒカリと会う約束してるって聞かされて、 だいたい時間も同じくらいだったから一体、 どうなってるのか…。 だから、 仕事が終わって急いで来た」 そっか、 そういうことだったんだ。 樫原くんが仕組んだことだったんだ。 やっぱり、 今度会ったらきちんとお礼を言おう。