甘い秘密をそっと教えて?


ランチもダメって断られたことなのか、
そのヘタクソな関西弁にバカにされてるように思えるのか。

ちょっとむっとなる。

そんなアタシを見て彼はあはは、
と笑う。

「そんなことよりも俺の彼女になってよ?
それがお礼ってことで」


は?

何言ってんの?

それはないっていつも言ってるでしょ。

まだわからないの。

呆れて言葉も出ない。


彼は一瞬、アタシの後ろ遠くに視線を向け、
それからもう一度同じ事を繰り返す。

「どう?俺の彼女。
いいと思うけどなあ。
それとも他に誰か好きなひとでも?」