甘い秘密をそっと教えて?


「なんだ?
そのひねくれた言い方は?」


何言ってんの?
久我ハルカと支店長のことでしょっ。

どうせ彼女みたいにオトナじゃないし、
魅力的でもないし。

これまでオトナを意識して頑張ってきたけど、
全然反応なかったし。


「ひねてませんっ!」


「…一体、
どうしたっていうんだ?
何が言いたいんだ?」

アタシがどんな変なこと言ったってそう、
彼は穏やかに静かに答える。

まるで親が子どもをなだめるように。

逆にそれが自分自身余計に腹立たせる。


ああ、
なんかもう、
自分でどうしたいのかもわからなくなってきた。