……着いた。 なんか別に悪いコトしてるわけじゃないのに玄関ドアに手を伸ばすだけで緊張する。 そして鍵を開けてドアノブを回す。 キレイに片付けられている玄関。 ふと足元に視線を向けると なぜか…。 女モノの…靴…? 黒のエナメルのハイヒール。 え? どういうこと? だれか来てるの? アタシ、来たらヤバかった? どうしよう、どうしよう。 帰ろうか。 でも、どうしても気になる。 視線を再び部屋の奥の方へ向ける。 ……。 かすかに人の気配? いるんだ!