「ありがとうございました!」 店員に見送られ、俺たちは店を出た。 「あの…すいません!俺、価値とか分からなくて…拓実さんと同じ物が良いって思って…」 俺はそう言って頭を下げた。 「なに謝ってんだよ。言うセリフがちげえだろ」 良いから顔上げろと言われ、俺は顔を上げる。 拓実さんはさっきと同じ様に嬉しそうに笑っていた。 「ありがとうございます!!!本気で頑張るのでよろしくお願いします!!!」 俺はもう一度深く頭を下げた。