だから…私は彼に近付かないし、近付けない。 慶太を守るために離れたのに 私が近付いて傷つけたら意味がないから。 「私は……… そんな馬鹿なマネはしない。」 そう告げると可笑しそうに 「ハハッ♪ いいコだこと。 でも、ざぁんねんだな♪ 君が彼に近付いてくれれば… 僕は彼を…殺せたのに♪」 こいつは危ないと本能が伝えていた。