眠れない夜になると思っていたがどうやら私は睡魔に負けて眠ってしまったらしい。


6時30分のアラームに起こされてケータイの受信履歴を見た。
『松山弘』
ちゃんとひろたか様がいた。

それでも本当に現実なのかと疑っていつもより速めに登校した。


すると教室の後ろには私の想い人がいた。

見てるだけで心臓が破裂してしまいそうだった。

私に気づいたひろたか様は優しい微笑みをたたえて「おはよ」っと言ってくれた

一瞬鼓動が止まったような気がして思いっきり息を吐く。

「お…おはよ…」


私はカバンを置き思いっきり深呼吸をしてから彼のもとへ行った。


「松山くん、あのね」





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