昨日あんな風に拒絶をされては近づくことなんてできなかった。
いつもは『おはよ』と言うのに
いつもはお菓子をあげに行ったりするのに
いつもなら…
こんないつもも嫌だったのかな?
そう思うと自分の行動が恥ずかしくなってくる。
嫌われてるなんて知らないで擦りよって…
それでも近くにいれた私は幸せだったなぁ…
…
結局…この時代でも想いは実らないのね
もう…辛いよ…
こんな想い…
消えないのかなぁ?
「美雪?元気ないけど大丈夫?」
「…菜子…大丈夫…じゃないよぉ…」
「体調悪い?保健室行く?」
そのほうが見えなくていいかな…
「…行く」
チャイムがなったが「ちょっとサボる」と言って菜子も保健室に残った。
「…なんか悩んでるでしょ!」
「えっ…」
「美雪、顔に出やすいもん。『今悩んでますー』て」
そう言われついつい布団で顔を隠す。
「吐けば楽になれるだろうなぁ~…」
遠まわしに話せと言ってる感じだが…
言いたかった。
今までこの記憶について誰にも喋れなかった。
だから自分の恋の話なんて出来なかった。
でも私は…
現代でちゃんと恋をした。
私はひろたか様である松山くんに恋をした。
「…振られたの…かな」


