そして日は沈み空には丸くて蒼い月 「みふゆ様…」 肌寒い風を感じ女が来るのを待つ 草の音を聞き、振り返る男の目に映るのは数人の役人 「そなたが『ひろたか様』なる者か」 スッと刀を抜き男に向け 「姫をそそのかし不埒な行動により姫様の命により切る」 呆然と立っていた男を切り 心の蔵を突き男たちは去っていく 蒼い月の下 一人の男が亡くなった