そうして
二人で教室へ移動した



教室につき
二人で授業の準備とかを
しながらもずっと
話し込んでいたら…



もうずいぶん時間が
過ぎていて
一時間目の授業の
担当の先生が来ていた



そんなとき
私の体調を気遣いながら
話をしていた霸瑠の顔が
真剣な面持ちへと変わった



私はだんだん増してきた
頭痛と吐き気が
バレないように
平然とした態度で


「どうしたの?」


「あたしには
嘘つかない約束だよね?」


えっばれてる?

「なんのこと?」



「一緒に保健室いこ?」



「なっ何で?」


あっ噛んじゃった…


「体調悪いでしょ?
朝ちゃんと言うって
言ってたよね?」