次の日目を開ければ 明るい光が目に入った 気分も大分 良くなってきた 明るい気分の中 ドアが音をたてて 開いた 自分の世界に入り込んでいた 私にとって 慣れていたドアの音も 大分大きく聞こえた 驚いて目をやると そこには まだ朝だというのに 生き生きとした顔をした 霸瑠の姿があった 「おはよっ♪」 「おはよ」 私の世界を一瞬にして壊した 霸瑠に少々苛立ちながらも 返事を返した 「あっごめん 気分悪かった?」 「ううん平気」 「顔が怖いよ?」 と言いながら 堂々と部屋へと入ってくる