「ゆずっ!」 龍が戻ってきた 「ゆっくりでいい できるだけ息を吐け すわなくていいから」 そういいながら 紙袋を口に当ててくれた龍 でも… 「ゆず きこえてるか?」 なかなか収まらなくて 意識確認までされてる私 とりあえずうなずいてはいるけど ひどくなる一方の私をみて 龍はすぐに私をおんぶして 処置室へと走ってくれた 処置室に着くなり 龍は口に酸素マスクをつけてくれて 注射もしてくれた それでも過呼吸が治まるまでには 三十分くらいかかってしまった