目が覚めると幾分気分は
よくなっている気がした
それはきっと
私の夢のせいだろうけど
夢の中で私は
遊園地で龍と遊んでいた
普通の子と同じように
はしゃぎ回って乗り物にも乗ってて
ジェットコースターや
お化け屋敷にも
観覧車にも2人で乗れた
そこで私の目は覚めたけど
夢でまで龍と会えて
私は一人で舞い上がっていた
そんなときガラッと
扉が開いた
龍達かと思って見てみると
違う患者さんの先生だった
続いて入ってきた人も
どうせ違うだろうと
チラッて見てみると今度は
ほんとに龍だった
カーテンの隙間から見えていたから
向こうは私が気付いたことに
気づいていないはず
と思って私は寝たふりをして
龍に仕掛けてみようと思った
カーテンが開いて
近づいてきて脈、心音、体温の
確認をした所で
もう一人カーテンの中に
入ってきた事が分かった
「おはようさん」
「おっ智かおはよう
昨日当直だったよな?
何かあったか?」
「鋭いな
電話だけで分かるってか?」
「いやそんなことねーよ
ただ声震えてたし
すげぇ不安そうだったし
何かあったんじゃねーかと
思ってさ」
ここで私は目を開いた
龍は驚いていたけど
智は分かってたみたいで…
「後は本人に聞け(笑)」
「おっおぉ」

