胸の違和感で目が覚めた
直ぐに不整脈だって気づいた
でも時間もわからず龍を
呼べなかった
でもさっきの荘の言葉が
ふと頭に浮かんできた
それで龍を頼ることよりも
頼らないことの方が
龍を苦しめることを思い出した
だからすぐに龍に電話をかけた
プルルルルプルルルル
『…はぃ』
寝起きだったかな…?
「もしもし…龍?」
『ん ゆず?
ってゆず!?』
「うん…ごめん」
『今起きたのか?
今から行くな?』
「今家でしょ?大丈夫だよ
明日は出勤?」
『あぁ』
「じゃあ明日ね?
楽しみに待ってるから」
『おっおう…?』
「おやすみ」
『おやすみ』
龍との電話を切って
直ぐにナースコールをした
するとでたのは智だった
『ゆず なにがあった?』
「不整脈で…」
『わかったすぐいく』
そうして智が来てくれることになった
そこで一安心したのか
一気に体の力が抜けて
横向にベッドに倒れ込み
不整脈がどんどん早くなるのを
感じながらまた熱が
上がってしまっている事までも
感じ取った

