そうして荷物を
車に運んで
車に乗り込んだ
「なぁ?」
「ん?」
「ゆずの家って
スゲー金持ちだよな?」
「両親はね」
「だったらこんな車
見慣れてんじゃねーの?」
「車に驚いたんじゃなくて
龍が医者って忘れてて
冷静になって当たり前かって
さっき思った(苦笑)」
「そっか
じゃあ家も少し大きめだけど
驚いたりはしないか」
「大きいんだ…」
「あぁ少しはな
このあと昼飯
何が食いたいか?」
「んー
あっもんじゃ!
もんじゃが食べたい」
「んー
病み上がりだけど…
まぁいっか
俺がついてるしな」
「やった♪
ありがと龍」
と言って私は
龍の頬にキスをした
「なっ!?
事故ったらどうすんだよ(笑)
可愛いな」
とバカップルみたいな
会話をしていたら
「着いたぞ」
「もうついたんだ?」
「何か早く感じたな」
「うん!
恋人ってこんな感じなんだね」
「そうだな
じゃあ行くか」
「うん」

