奥に奥に歩いて行くと大きな木（神木？）がありそこに沢山の猫達が群がっていました。



「おぉ！見た事ない猫ちゃんたちもいる！」






ドキドキしながらその猫がいる木に近づく。
すると猫達がいきなり威嚇し始めたのである…





「Σえ、えぇ…私何かしたかなぁ…」








落ち込みつつ猫達を遠くから見ていると…すると突然
「煩いぞお前達……少しは静かにできないのか？」
と群がっている猫の中から人？…ううん…じゃなく…不気味な…
いや…黒髪で…猫耳がついた少年が現れた。




（…猫耳…？あ、わかった これは夢ね！
そうか私まだ目覚めてなかったのか！ うんうん、思えば私が朝から早起きなんてするはずもないしね！ 夢…これは夢…早く目覚めないかなぁ…）
と、思っていると彼は彼女に気づいた様に立ち上がり近づいてきてこう言った。





「何が夢なんだ？これは現実だぞ。
…初めまして僕の花嫁。名は確か美香だったか？

お前に会える日を楽しみにしていたぞ」
そう言って私の手の甲に口付けする。





（花嫁！？え、ちょっとよくわからないよ！？）





私は手の甲にキスをされ混乱したままその場で気絶してしまった。