次の日。 あたしは高嶺を呼び出した。 「高嶺…あのさ」 「何」 何気に高い身長で、 余裕そうに、ダルそうに見下ろしてくる。 「つ、付き合ってください」 「どこに??」 「そ、そうじゃなくって…!!」 バッと見上げると、 笑いを堪えてる感じの高嶺。 「分かってるっつーの」