「なに??」


実はね…、


「郁斗と同じ大学受かったんだ」


ほんとに頑張ったんだから。


郁斗にバレないようにって。


「…まじで??」


ポーカーフェイスな郁斗も
驚きが隠せないみたい。


「…無理させたな」


「別にっ」


「なら…ずっと一緒に居れるな」


優しく微笑んで、あたしを見つめた。


優しくて、
だけど激しい郁斗のキス。


たくさんしたのは、恥ずかしくて言えない。