〔圭介side〕 夏祭りに呼ばれたとき、 正直、すごく嬉しかった。 遥からの初めての誘いだったし。 でも目的はすぐわかる。 「郁斗」 そう、郁斗と柚衣のため。 「ん」 「お前、あの頃に戻ってきたな。 明るくなったよ」 「…柚衣のおかげ」 わいわいはしゃぐ彼女を見て、 俺でも分かるくらい、 愛しそうに、優しく笑った。