あたしの携帯が揺れて、
高嶺からのメールを見た。


【うん】


「みっじか!!!!」


遥は見るなりびっくり。


めちゃくちゃ高嶺を見てる。


【デートしたいんだけど、いい??】


【うん】


【なら1時にどこにしよっか??】


【坂本ん家まで行く。】


───え??


【来てくれるの??】


【うん】


【ありがと!】


って打ったら
返信が来なくなって…。


午後の授業が始まった。