「彼氏・・・・・・・・・・」



魁が確信をついた。


もう口調が昔に戻ろうが関係ない。


あげはが柚を思い出したなら、こいつ等と一緒にいることは、出来ない。



「俺等はもう帰らせてもらう」



「待てよ。話は終わってねぇだろ」


修司が俺の腕を掴んだ。


「俺はねぇ」

「だから、柚ってのは誰なんだよ」

「お前等に関係ねぇだろが」


そう言ってこいつ等全員を睨んだ。


もうここに居る意味は無い。


あげはをお姫様抱っこしドアの方へ歩いていった。