「あげは、由樹君」 怜の声をする方を見てみると、 2階の階段の上で立っていた。 そして、私達にこう告げた。 「ようこそ、紅龍青燐連合総本部 天龍華へ」 そういった怜に続いて 「こんにちわっす!!」 「天龍華へようこそ!!」 「よろしくっす!!」 と言う私達を歓迎する言葉を掛けてきた。 「ふっ 変わってないんだ」 「あげは?なにか言った?」 「別に。行こ」 「うん」