†蝶龍†―1―


奏達は目を見開いている。


由樹や秋穂、葵は当たり前だと言う様にその光景を見ていた。


「ウルサイ。これ以上何か言ったら、依頼無しでも殺すわ」


殺気を半分出して睨みながらそう言った。


この殺気の中、紅蓮の奴等は喋れない。


「エースが待ってます。シルバー、行きますよ」

「えぇ。紅蓮、これから私を探るのは止めなさい。そして私の前に現れてみなさい。その時は








紅蓮を潰し彼方達を殺す」



これを破ったら今日の傷ではすまない。


私は踵を返して車の方へ歩いていった。