「由樹、懐かしいな・・・・・この4人で仕事に行くのは」


「そうだね・・・・アレ以来、あげはは1人で行くようになったからね」



・・・・・・アレは私のことを深く傷つけた。


今でも鮮明に思い出せる。



「あげは、ごめんね。 思い出させちゃって。それより早く着替えようか、秋穂達待たせてるし」


「そうね。着替えたら先に下行ってていいわ」

「分かったよ。終わったら来てね」

「ええ、なるべくすぐに行くわ」


そういって各自、部屋に入って行った。