【完】あたしが君を守るから







男は帽子を深く被っていて、口元しか見えない。




ラフな格好だから、一見スタッフさんにも見える。




でも、さっきからこっちを見る視線には何か意味があるはず。





緊張感が漂う。







――――ぐーっ...




ボブの呆れる視線と溜息が聞こえた。




いくら緊張してても、お腹は減るもんで。




だって、晩ご飯食べてないしー。





今日はノアに追いかけられたから、余計な体力使っちゃったし。